講師の先生からのメッセージ

吉野一枝 先生

丸の内の森レディースクリニック 院長 宋 美玄 先生

正しい知識は生きていくための武器になります

学生時代は視野が広がることで新しい知識を学び、夢や将来における選択肢を増やし開拓する時です。同じ時期に身体も大きく変化します。女性は男性に比べて体調変化が多く、一生を通じてホルモンの影響を受け、ライフステージごとに異なるさまざまな健康問題をともないます。妊娠や出産などのライフイベントを経験することもあるでしょう。また、女性特有の健康問題のひとつである月経トラブルは、女性に大きな負担をもたらしますが、日本では痛みや精神症状を我慢しようとする傾向があります。
この時期にまず自分の体について知ることと、症状があれば対処する方法を考える、そして出産を希望する場合には望むときに産める体でいるために体をなるべく妊娠にとって条件の良いように整えておくことで、将来のライフプランやキャリアプランの実現に繋がるとともに、より健康で生産的な生活を送ることができるようになるでしょう。
男子生徒にとっても、ともに生活する仲間について当事者の気持ちや症状に対して理解を深めることで、お互いを尊重して助け合う関係をつくってほしいと思います。
現代は、メディアやインターネットで色々な情報が手に入るからこそ、それが必ずしも根拠がある情報とは限りません。専門家からの講演は、高校生が正しい知識を得られる点で有用だと思います。

実施校からのメッセージ

「かがやきスクール」2015年実施校からのメッセージをご紹介します。

女子性徒はもちろん、男子性徒にとっても有意義なプログラム

堀越高等学校
校長 伊藤俊行先生

本校では1年生男女が受講しました。女性の社会進出が活発化している中で、女性と男性の相互理解は欠かせないと思います。特に、男子生徒は家庭で女性のカラダや健康問題、ライフプランについて教わる機会がほとんどない為、医師に直接講義していただくこのプログラムは、男子にとっても大変貴重で有意義でした。

この授業で、女子生徒が知識を得ると同時に、男子生徒の女性への理解と思いやりがより深まったと確信しています。

自分自身を大切に、豊かな人生を送ることを願って

大阪市立中央高等学校
養護教諭 細尾 由香利 先生

生理のこと、性感染症のこと、避妊のこと、とても大事なことであるにもかかわらず、知っているようで知らないことは、案外多くあります。今回、産婦人科の医師から直接お話を聞く機会を得、たくさんのことを学ばせていただきました。生徒たちも、婦人科受診への抵抗が少しやわらいだのではないでしょうか?

女子生徒は、自分の体のことをきちんと知って、自分自身の人生を主体的に豊かに過ごして欲しい、そして男子生徒は、パートナーである女性に、理解と思いやりの気持ちを持って接して欲しいと、こころから願っています。

生徒からのコメント

授業を受講した生徒からのメッセージをご紹介します。

女子生徒からのコメント

月経痛で吐いたり歩けなくなることもあるし、授業に集中できないことがあります。我慢しすぎがよくないことを知ったので、ひどいようだったら受診しようと思いました。
学校の授業で習った時よりもずっと分かりやすく、身近なこととしてよく考えることができました。
やはり専門の先生から話を聞かせていただいけるのはとてもよいです。ぜひたくさんの学校を回ってほしいです。

セントヨゼフ女子学園高等学校 3年女子

産婦人科はずっと子供を産むためだけの場所だと思っていたので、病気の場合も相談できると聞いてびっくりしました。
子宮に関する病気にならないとは限らないのでたくさんの知識をもっていることが必要だなと思いました。

福岡海星女子学院高等学校 1年女子

女性の体の不調が自分の意志でなく起こることがあることを、男性もきちんと理解すべきだと思いました。

東京都立武蔵野北高等学校 2年女子

婦人科でどのようなカウンセリングや治療が行われるかがよくわかりました。
低用量ピルの仕組みや効果もよくわかりお話しを聞く事ができてよかったです。

日本橋女学館高等学校 3年女子

人それぞれ症状に差があることを実感し、痛い思いやつらい思いをしているのは自分だけではないことを知りとても安心しました。
自分の体を大切にしようとふだんから心がけたいと思います。

埼玉県立川越総合高等学校 3年女子

男子生徒からのコメント

女性の体にはいろいろなことが起こるということを今日知りました。
自分が大人になったときにこの授業でならったことをもとにパートナーを助けていきたいと思いました。

千葉県立千葉北高等学校 1年男子

とても聞きやすくて楽しかったです。自分の知らないことがたくさんあったのでお話を聞けてよかったです。
もっとパートナーのことを大切にしないといけないなと思ったし、自分も変わらなきゃいけないなと感じました。

愛知県立松蔭高等学校 1年男子