本資料は、7月10日にバイエル ヘルスケア社が発表したリリースの抄訳です。

バイエル ヘルスケア社、
2010年度 国際ヘモフィリア・ナーシング・フェローシップを発表


 ・ 発展途上国の看護専門家が、国際交流研修を通じて血友病の知識を深め、実地トレーニングを受けるプログラム


2010年7月14日

ブエノスアイレス、2010年7月10日 ― バイエル ヘルスケア社は本日、世界血友病連盟(WFH: World Federation of Hemophilia)の2010年度国際ヘモフィリア・ナーシング・フェローシップ(IHNF: International Hemophilia Nursing Fellowship)の受賞者を発表しました。バイエルが支援するこの国際的な取り組みは、血友病専門のトレーニングを受けた医療従事者が不足する発展途上国の看護師に対し、血友病関連の教育とトレーニングを提供するものです。応募があったのはアルジェリア、ブラジル、カメルーン、チリ、中国、エリトリア、ラオス、モロッコ、パラグアイ、南アフリカ、ベネズエラの11カ国。2005年にこのプログラムが始まって以来最大の66名の応募者から、4名の受賞者が選出されました。

「目指しているのは、専門知識を深め、疾病管理を改善し、最終的には世界の血友病コミュニティーにおけるすべての血友病患者さんの治療という目標を達成することです。現在、世界の血友病患者さんのうち70%で確定診断がなされておらず、75%が適切な治療を受けていません。そして、その大部分が発展途上国の住民です。発展途上国における血友病の子どもの平均寿命は20歳以下です。このような地域の看護専門家に血友病の診断と治療に必要なトレーニングとツールを提供することは、血友病の特定と治療にとって、とても重要なことです。このプログラムを実現するためのバイエルからの支援に、心から感謝しています」と、マーク・スキナーWFH会長は述べています。

今年の奨学金受賞者は以下の通りです。
 ・ サウンダラ・ブンペン氏(ラオス:タイ・バンコクに派遣)
 ・ シャフィック・クーシェ氏(アルジェリア:フランス・パリに派遣)
 ・ グリゼルダ・マイタ氏(ベネズエラ:ブラジル・ブラジリアに派遣)
 ・ ユン・ファン氏(中国:カナダ・アルバータ州カルガリーに派遣)

上述の4名は、WFHが指定した国際ヘモフィリア・トレーニング・センターに派遣され、血友病専門の認定看護師とペアになって4~6週間の臨床および研究所でのトレーニングを受けます。必要なスキルやトレーニングを身に付けて自国に戻り、地元の血友病患者さんとその家族にとって不可欠な人材として活躍することになります。

アルジェリアから選出されたシャフィック・クーシェ氏は、次のようにコメントしています。「このように著名な奨学金を受ける看護師の一人に選ばれたことを光栄に思います。このプログラムによって、最高の血友病治療を学び、その知識を自国の血友病患者さんに役立てることができます」

米国バイエル ヘルスケア・ファーマシューティカルズ社グローバル血液学治療領域責任者のハンスヨルグ・デュアールは、「2005年のプログラム開始以来、21名の看護専門家がこの奨学金を受けました。今年度選出された皆さんにお祝いを申し上げるとともに、世界各国で血友病患者ケアの水準を高めようというその情熱と献身に感謝いたします。バイエルはWFHのグローバル・スポンサーであり、5年目となるこの取り組みを支援できることを誇りに思います。この支援制度は、優秀な看護師が、自国の血友病患者さんの生涯に貢献するために必要なトレーニングを受ける貴重な機会を提供するものです」と、述べています。

バイエル ヘルスケア社は、IHNFの単独スポンサーとしてリーダーシップを発揮するとともに、すべての血友病患者さんのケアの質を向上するために貢献していくことを表明しています。さらに、BayCuffTM 自己注射トレーニングプログラム*1やKareKonnect®サポートプログラム*2など、さまざまな形で世界の血友病看護コミュニティーを支援しています。

<注釈1>
BayCuffTM 自己注射トレーニングプログラムは、血友病A患者さんとそのケアを行う方に、より簡単に遺伝子組換え型血液凝固第Ⅷ因子製剤を注射してもらうための教育上の取り組みです。調節できるバンド(Cuff)を手や腕にはめることで、患者さんが実際に注射することなく自己注射の手法を練習することができ、ケアを行う方が患者さんへの在宅注射を施す方法を学ぶことができます。このプログラムは、血友病Aコミュニティーのメンバーに実際的な経験を提供し、自己注射療法を通してスキルや知識、自信を与えるものです。補充療法を受ける上で、患者さんが、家族や看護師以上に自らに頼り、自身の症状をよりコントロールしていると感じることを促すものです。

<注釈2>
KareKonnect®は、コージネイトFSを使用するあらゆる年齢の血友病A患者さんとそのケアを行う方に対する看護師主導の在宅トレーニングとサポートプログラムです。KareKonnect®は、特別に訓練を受けた訪問看護師のネットワークです。訪問看護師は、患者さんとその家族が在宅療法において自律的になるために必要な支援を提供します。


バイエル ヘルスケア社について
バイエルは、ヘルスケア、農薬関連、先端素材の領域を中核事業とするグローバル企業です。バイエル社の子会社であるバイエル ヘルスケア社は、ドイツ・レバクーゼンを本拠とする、ヘルスケアと医薬品業界の革新的なリーディングカンパニーです。同社の世界的な事業活動は、動物用薬品、バイエル・シエーリング・ファーマ(医療用医薬品)、コンシューマーケア、メディカルケア(血糖自己測定器等)の分野に及びます。バイエル ヘルスケア社の目標は、人類と動物の健康を促進する製品を開発し製造することです。
www.bayerhealthcare.com


将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルグループもしくは各事業グループの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれています。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。



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